ハウスメーカー営業 のメリット・デメリット (後編)
今回は、ハウスメーカー営業のメリット・デメリットを、
異業界転職をして数年経過した今の視点でご紹介します。
【メリット】
・やりがいがある
一生に一度の家づくりのお手伝いなので、本当に感謝してもらえます。
お客さんとの繋がりも深くなるので、
食事に誘ってもらえるような仲に発展することも少なくありません。
注文住宅は幸せを生み出す商材だということを、
BtoBのIT商材を扱っている今だからこそ強く感じます。
・年収が良い
利益率の大きい業界なので待遇が良いです。
なおかつインセティブ制なので、頑張った分だけお給料が跳ね上がります。
・高いコミュニケーションスキルが身につく
注文住宅の営業は、お客さんに好かれる・信頼されることが絶対条件です。
振る舞い、言葉づかいをはじめ、
お客さんの一挙手一投足を見逃さずに常に先手の対応をとることが求められるので、
非常に高いコミュニケーションスキルが身につきます。
単価の高いメーカーであればあるほど、
営業マンに求められるレベルも上がります。
AI時代に突入していく今後も、AIでは代替できないスキルが身に付きます。
【デメリット】
・ON/OFFの切り替えが難しい
その人の働き方によりますが、
個人のお客さんに合わせて動くため、
定休日である(火)(水)でも休日出勤が発生する可能性は高いです。
全く対応しないという選択肢もありますが、
自身の営業利益が給与に直結する以上、案件があれば動く人が多いように思います。
・親族・友人と休みが合わない。
親戚の行事や友人との飲み会に参加するハードルが高いです。
これは企業によるかもしれませんが、
身内の冠婚葬祭などは流石に土日でもお休みできますが、
ちょっとした用事ではなかなか休みにくかったです。
また、土日休みの友人たちの飲み会は大抵金曜日ですので、
参加するハードル高いです。
住宅メーカーには営業車で出退勤するところも多いので、
お酒の場に参加しても自分は飲めなかったり、
車の扱いを考えたりとなかなか大変です。
・BtoBの業界へ転職しようと考えたとき、選択肢が限られる。
住宅営業マンが異業界(建築・不動産以外)への転職を考えたとき、
引き合いが強いのは医療機器の営業職、生命保険の営業職など、
アグレッシブに営業成績を立てることを求められる業界です。
募集要項に「法人営業経験~年」といった求人には合致しにくいです。
私のように土日休みを確保したい場合、BtoBの営業職が希望転職先に挙がりますが、
受けやすいのは厳しい営業ノルマを求められる企業ばかりでした。
以上が私の感じる住宅営業マンのメリット・デメリットです。
理想のライフスタイルと合うのかどうかがとても重要なポイントかと思いますが、
合う人にはとてもやりがいのある業界であると思いますので、
ご参考にしてください。
今回は以上です!